ヘルシンキ建築日誌 2月23日(水) (→HOME)
□朝食:ホテル
*ホテルをチェックアウト
☆●国立現代美術館キアズマ (1998、スティーブン・ホール)
火9〜17:00、水〜日10〜20:30、月休
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(解説)現代美術館を作る設計コンペでアメリカ人のスティーブン・ホールが優勝した。ここは現代美術に親しんでもらう事を最も重視した現代美術館である。
(コメント)この美術館といえばまず入ったところの廊下の見え方が知られているが、まずは外部から見てみよう。隣接する他のビルと比べると、どうしてもひと回り小さい。本当ならもっと大きい方が見栄えはする。全体に白〜グリーン系の不透明パネルを貼っているが、あの色合いというか質感が、どうも私には却って安っぽくちんまり見えさせてしまうような、そういう損をしているような気がした。大きかったらあれでも大丈夫かもしれない。
これは周囲の建物との関連の仕方の問題である。
隣にデザイン・フォーラム
があるが、回りじゅうがあんな現代風のビルだったら多分何も問題はなかったと思う。
次は中である。中は一転してさすがと言うほかない。入ってすぐのホールで、奥に向かって2Fに廊下が吸い込まれて行く。美しい。よく知られた場面である。スティーブン・ホールはこの建物を構想する時に、この場面を水彩画に書いている。すごく重要な場面だったに違いない。その絵の通りに作られているし、実際この建物を回るとメインのイメージはここである。その奥の螺旋階段も、どこから見ても美しい。形と形の関係が、下から見ても上から見ても決まっている。
更には、展示室もありふれた四角いハコには違いないんだけど、どことはなしにプロポーションが決まっている。
どことはなしにプロポーションが決まっているといえば、例えば陶器二三雄の国会図書館関西館の入ったところの階段室もそうだった。
キアズマ内部は美しい空間だ。そして並べてあるアートはユーモラスなものが多く、一緒に見た連れもケタケタ笑っていた。質が高い上に面白い現代アートを置いて、誰にでも楽しんでもらう。そのうえ建物も質が高い。ついでに言うと、ミュージアムショップの品揃えもコーヒーショップのメニューも気に入った。言うことなし。
*中央郵便局に行くが、郵便博物館は有料になっていたのでパスした
*国立劇場周辺まで歩くが、目当てのイタリア料理店は店が変わっていた
☆昼食:キアズマのコーヒーショップ(1人9ユーロ)
⇒空港バス:フィンエアー・シティーターミナル(中央駅の西側)13:50発→
ヘルシンキ・ヴァンター国際空港14:25着
*出発まで、免税店(ストックマン出店)で買物をしたりカフェで休憩
⇒AY077:ヘルシンキ17:20発予定が17:30発→関空、翌24日9:50着予定が9:55着
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